新しい猫月cafeの南林間ブレンドが完成しました！
今回は珈琲選びに3ヶ月近くを費やし、3種類を厳選しました。
コスタリカ ラ・ロマ農園
パナマ カルメン農園
グアテマラ ドン・アントニオ農園
それぞれにはっきりとした特徴があるものの、ベースは「甘さを感じる珈琲」です。
いつものように、それぞれの珈琲を試飲してから、ブレンド作りに取り組みます。
今回の珈琲は情報が多く、参加者のワークシートには、ぎっしりとコメントが書き込まれていました。
南林間をイメージしながら、ブレンド作りを始めていき、4種類を作成したところで、納得のブレンドが完成し、相棒であるオカラチョコレートケーキとの相性を確認することにしました。
ここで、まさかの展開…。
珈琲だけで飲むと甘く華やかな余韻の続いていたのに、オカラチョコレートケーキと一緒だと、引き立てあうことができずに、珈琲の弱さが目立ってしまいました。
ここで参加者と相談しながら、枠組みはそのままに微調整をすることにしました。
再度3種類を試飲し、オカラチョコレートを試食し、真剣な意見交換の末、「2gの調整」で再挑戦！
感想が出るまでの瞬間は、まさに息を飲むひととき…。
完成です！
今回の猫月cafeの南林間ブレンドは、やわらかな苦味を感じながらも、甘さが下支えをする、落ち着いた気持ちになる珈琲に仕上がりました。
南林間駅の改札を出たときに感じる、なんともほっとするような、そんなイメージの珈琲になりました。
今回もとても密度の濃いワークショップでした。
私も、参加者の方々も真剣に取り組み、また楽しむことができ、珈琲のおもしろさを感じていただけたと思います。
ワークショップの参加者は、珈琲に詳しい方ばかりではありませんし、詳しくないと思っている方にこそ参加していただき、珈琲の新たなるあじわいの発見をしていただきたいと思っています。
今後もワークショップは定期的に開催していきます。
情報は、南林間の珈琲屋物語facebookページでもご案内しておりますので、「いいね」などしていただきつつ、ご確認いただければと思います。
