5月30日(土)に開催した「じぶんブレンド作成ワークショップ」のご報告です!
今回は2名のご参加でした。
使用した4種類の珈琲は、
ニカラグア バジェ・ダンタリ農園
コスタリカ エル・レオンシオ農園
ルワンダ チョコステーション
エチオピア グジ
味わいの特徴がはっきりしていることに加え、比較的仕入れの安定性が見込まれるものを選びました。理由は、今回お作りいただいた珈琲をなるべく猫月cafeで飲んでいただけるようにしたかったからです。お店に入って「わたしのブレンド!」って言えるのって、なんかいいですよね。
話がそれてしまいました(^_^;)
まずは飲み比べです。
この時間はみなさんいつも真剣に取り組んでいただいております。ほとんどの方が初めての経験と言われる「利き珈琲」。表現に関しては簡単に説明させていただくものの、みなさんのこれまでの味覚体験と珈琲の味わいを結び付けて言葉にしていただきました。「言葉がここまで出ているのだけれど、うまく表現できない」とおっしゃられる方でも、少しヒントをお伝えするとすーっとイメージと言葉がつながる瞬間が楽しいですね。
さて、次のステップはブレンド作りです。1杯当たりの豆の量(16g)になるように珈琲を組み合わせていただきます。飲み比べからつかんだ珈琲の特徴を組み合わせて、じぶんのイメージを珈琲の味わいとして表現します。実は難しく考えすぎるとつぼにはまってしまうことが多いです。インスピレーションで考えてみて、できあがったものとイメージを確認するというのがこのワークショップの一番の楽しみ方だと思っています。
今回の参加者の方々に作成していただいたブレンドも、イメージ通りであったり、イメージ以上に素晴らしいものであったり、珈琲だけではクセがあるのに、オカラチョコレートケーキと一緒に食べるとそれぞれの味を引き立てあったりとたくさんの会話が弾むものができあがりました。
今回も珈琲と一緒にお出しした手作り弁当 野風さんのオカラチョコレートケーキは、ケーキとしてももちろん素晴らしいのですが、珈琲の相棒としてもとても優れています。素材の良さに加え、甘さやしっとり感などトータルとしてのバランス感の良さを感じます。
楽しい雰囲気でワークショップが終わったあともご自宅で味わっていただけるように、今回もじぶんブレンドに名前を付けていただいて珈琲豆をおみやげとしてお持ち帰りいただきました。
珈琲を通して、いろいろな人とつながり、楽しい時間を共有できることがワークショップの一番の醍醐味だと感じています。
これからもじぶんブレンド作成ワークショップは定期的に開催していきますので、ぜひご参加してみてください。