12月23日(火・祝)にじぶんブレンド作成ワークショップを開催いたしました。
毎回感じることなのですが、参加される皆さまの真剣な取り組みには、こちらも大いに刺激を受けます!
いつものように4種類の珈琲を飲み比べしていただきました。
1種類ずつだとなかなか特徴のつかめない珈琲も、2種類目、3種類目と飲んでいくと、違いが見えてきます。そして4種類飲み比べたあとには、より明確になり、ご自分の好みがわかるようになります。
今回は、「いつも飲んでいる珈琲に近いものを好ましく思う」「いままで飲んだことのない特徴を持っている珈琲を好ましく思う」「力強い珈琲を好ましく思う」などの感想が聞かれました。参加者の皆さまの好みがはっきりとわかれることも、この飲み比べの楽しさでもあります。
それでは、皆さまにイメージをしていただき、じぶんブレンド作りにとりかかっていただこうと説明したところで、参加者の方からご質問をいただきました。
Q.先にイメージをしてから豆の配合をしたほうがいいのか、豆の配合をしてからイメージをしたほうがいいのか、どちらの方法で作るのですか?
とても素晴らしい質問で、思わずうれしくなってしまいました。
私からは、
A.イメージが先でも後でもどちらでもいいと思います。先にイメージをしてブレンドを作ったときには、イメージ通りのものができたのか、それともイメージと違うものになったのか、違うのであればどのように違ったのかを感じることが、ブレンド作りの楽しさのひとつでもあります。また、先に豆の配合をしてブレンドを作ったときには、飲んだ時の印象によってどのようなイメージが広がるのか、それぞれ豆の個性を感じることができるのか、1種類では感じられなかった新たな香味が感じられるのかを感じていただくことが楽しさのひとつだと思います。
と答えさせていただきました。
このご質問を踏まえて、イメージを膨らませて作ったもの、対極的に感じる珈琲を組み合わせてみて作ったもの、イメージに珈琲の特徴を合わせこんだものなどをお作りになっておりました。
試飲をしてみて「イメージとほんの少しだけ違った」「この豆の特徴が残っているよね」「このイメージわかる!」などの感想をうかがうことができました。
最後に恒例の、地場産スイーツとじぶんブレンドとの相性の確認です!
今回は、手作り弁当 野風さんにかぼちゃのケーキをご用意いただきました。
瀬沼さんのかぼちゃと大和産津久井在来大豆で作った自家製無添加
かぼちゃと豆乳の柔らかな甘さと、しっとりとした食感に皆さまから大絶賛をいただき、作り方にも興味を持たれておりました。
さらに今回は、参加者の方から手作りのコーヒーマフィンの差し入れもありました。
こちらは全粒粉を使っており、外はサクっと、中はしっとり、ほんの少しの塩味がアクセントになっていて、私にとっては衝撃の1品でした。
4種類の珈琲と3種類のブレンドを飲んでいるにも関わらず、スイーツと珈琲との組み合わせで、珈琲がすーっと入ってくる感じでした。
今回は、はじまりの段階からお話が弾み、私も楽しくなってしまい、つい話がとまらなくなってしまうところもあり、写真を撮るのもすっかり忘れてしまいました(^_^;)
次回は2月に開催予定です!ぜひお気軽にご参加ください!